浪人中の2000年、かなり気になる子がいました。
恥ずかしながら、当時の私は、ほぼ見た目だけで好きになっていました。
ショートカットで、グラマラスなタイプの子でした。
しかし、私は5歳の頃からゲームとガンダムにばかりのめり込んできた人間です。
気になるけど、どう話しかけたらいいかも全く分からない状態でした。
それでも毎日顔は合わせます。
すごく気持ち悪かったと思いますが、私はその子のことを目で追ってしまっていました。
そのくせ、全然話しかけられない。
頭頂部は気になるし、女の子も気になるし、とても受験生の心の持ちようではありません。
ある日、同じ予備校の友人から「お前が好きなあの子、こないだ『あの人髪ヤバいよね』って言ってたぜ」と衝撃的な一言を言われたのです。
これはキツかった。
よくよく聞いてみると、その子本人ではなく、周りの子が言っていたそうなのですが、
「やっぱりそういう風に見られているんだ」
と今まで信じたくなかった現実が、他人のリアルな声として聞かされ、私を絶望の淵に追い込みました。
どうやら、模擬試験中、消しゴムを落とした女子(私が好きな子ではありません)に消しゴムを拾ってあげた時、屈んだために頭頂部をまじまじと見られたようです。
そのことがあり、結局、その気になる子には浪人中の1年間、一度も話しかけることは出来ませんでした。
別の友人から聞いたところによると、その子は私のことを「シャイな人」と呼んでいたそうです。
まあ、あれだけ見つめていれば、好意は勝手に伝わってしまったんだろうなあ…。
今更ながら、不快な思いをさせて申し訳なかったです。


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