若ハゲに気づいた私。
蝉の鳴く暑い季節だったので、気づいて間もない 8月ごろ だったと思います。
当時の私は、今振り返ると「なぜそんなことを?」と思うような、謎の行動をたびたび取っていました。
浪人中だった私は、よく図書館の自習室で勉強をしていました。
しかしそこでも、自分の頭皮のことが気になってしまい、まったく集中できていませんでした。
集中できないまま勉強を終え、帰ろうとしたとき。
図書館の近くにある神社が、ふと目に入りました。
その頃の私は、
「自分は何も悪いことをしていないのに、どうしてこんな目に遭うんだ」
という強い被害者意識を持っていました。
育毛や発毛に前向きに取り組もうという気概は、まったくありませんでした。
そんな状態で、私は神社に入り、
「神様、自分に悪いところがあったなら改めます。どうか髪を元に戻してください」
と、発毛祈願をしていました。
髪にご縁があるようにと、賽銭は 5円。
今思えば「さすがにそれで生えるわけないだろ」と笑ってしまいますが、
当時は本当に、藁にもすがる思いで神頼みをしていたのだと思います。


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